どうも、皆様こんにちは
26大家といいます。

20代から不動産投資を始め、現在はサラリーマン大家として不動産関連のブログを掲載しています。また、本業は不動産業者向けにシステム開発&営業をしているので、不動産業界にも詳しいです!
今日の記事は、ずばり収益不動産会社に勤務する不動産営業マンに聞きました!好かれる投資家と嫌らわれる投資家の違いについて。
まず、好かれるとこんな良いことが起きます。
- 市場にでる前の水面下物件情報を紹介してくれる
- 市場価格より安く物件情報が手に入る
- 融資特約をつけても1番手をキープしてくれる
などなど、メリットばかりですね!
反対に嫌われると・・・
- 物件情報がそもそも回ってこない(相手にされない)
- 1番手で入れても、番手を入れ替えられる
- 融資特約をつけると、番手を下げられる
などなど、デメリットばかりです。
では、どんな人が好かれ、どんな人が嫌われるのか。
特徴についてヒアリングしましたので早速、発表します!
目次
嫌われる投資家の特徴とは
- 個人情報を証さない投資家(情報くれくれ投資家タイプ)
- 色んな会社に同時に声をかけている投資家(浮気投資家タイプ)
- 自分の利益ばかり求める投資家(自己中心的投資家タイプ)
それでは、一つずつ詳しく解説していきます。

僕も知らずにやっていたかも・・・
営業マンに聞くと、「こんな物件情報があったら連絡ください!」とメールや電話をしてくる投資家がいるようですが、過去に取引もしたこともない人にいきなり物件を紹介することはまずしないそうです。
最低、一度はお会いした上で、本当にローンが借りられる人なのか、また信頼できる人なのか確認してからではないと、空振り※1する可能性が高いので「動きづらい」とのこと。
※1 空振りとは動くだけ動いて結果、売上にならないこと。
また、こういう行動をする人は「相場より安く買いたいやる気満々の人」が多く、営業マンからすると、知らない人に相場より安い物件を紹介することはまず、これもまたあり得ないとも言っていました。

そうだよね。仮に相場が1億円の物件が2割も安い8000万円で手に入っても、知らない人に紹介するなら、まずはいつも好意している投資家さんに紹介するよね。
誰も紹介する人はいなかったとしても自社で買う選択もあるので、結果的にこういう人には紹介しないってことだね!
これは投資家として、ついついやってしまいがちな行動だけど、営業マンにとってはとても嫌な投資家の特徴らしいです。
不動産を売るとき、複数の会社に声をかけ、誰でも取引できる「一般媒介契約」で売り出すことも本当は嫌だそうです。投資家的には複数の会社に募集してもらった方が高く売れると思っていましたが、逆にやる気がでないので、物件を紹介する優先順位が下がるそうです。
また、購入の場合も同じで色んな会社に声をかけていると、浮気グセがある投資家として、営業マンとしてはあまり良い印象ではないそうです。

仕事でも、この仕事は君に任せるねと言って、自分にだけに任せてくれた方がやる気でるよね。
代表的な事例としては「仲介手数料を値引き交渉すること」が嫌われるそうです。

他社は半額にしてくれるって聞いたけど、どこまで下げてくれるの?と言ってくる人がいるそうです。
不動産業者の対応が悪かったり、落ち度のある失敗をされた場合は私も仲介手数料を払いたくないときもありますが、やはりお互い気持ちよく取引する方が話の進み具合も良くなるので、時には我慢をしましょう。
余談ですが、「損して得取れ」という言葉は不動産投資に役立つので覚えておくといいです。交渉が上手い人の特徴として損するポイントやここまでは損してもいいという限界ラインをよく理解していて、ここぞいうとき勝負をし、損以上に得をされています。
なので、自分の利益ばかり求める人は結果的に損してしまうので、こんな人にはならないようにしましょう。
では、反対に好かれる投資家の特徴についてもヒアリングしましたので、早速発表します!ぜひ、みなさんも好かれる投資家さんになりましょう!
好かれる投資家の特徴とは
- パートナーとして接してくれる
- 「なぜ」の部分をしっかり説明してくれる
- 営業マンが仕事しやすいように限界ラインをしっかり説明してくれる
それでは、一つずつ詳しく解説していきます。

ぜひ、参考にしてね!
不動産投資は一人ではできず、不動産会社、税理士、工務店など、複数の業種たちと関わらなければなりません。
「俺はオーナーだぞ!」というような横柄な態度ではなく、パートナーとしてしっかり他の方と連携が取れる投資家が不動産営業マンに好かれるようです。
不動産営業マンに対して上下関係ではなく、不動産投資に成功させるためのチームメイトとして、話し合いができるような関係を築きましょう!
例えば、物件を紹介された際に断る場合。
嫌われる投資家
「タイプじゃないし、高いので、けっこうです!もっといい物件ない?」
好かれる投資家
「このエリアで築30年くらいだと、これくらいまで下がるなら検討しようかな」
仮に買う気がなくても、なぜ、この金額では買わないなどしっかりと理由を教えてくれる投資家の方が、次に物件を紹介しやすいようで好かれるポイントのようです。

いい物件ない?とよく言いがちな質問ですが、これも私にとっていい物件とあなたにとっていい物件は違うから、この質問されると困るそうです(笑)
具体的に説明するように心がけましょう!
不動産仲介とは、売り主と買い主の間に立って話をまとめる重要な仕事です。
なので、予めここまでなら妥協するという限界ラインを言ってくれる方が仕事が進めやすいため、事前に教えてくれる投資家さんは好かれるようです。
1億円で募集開始
(この価格で売れたらラッキー)
9500~9990万円
(この価格までの間なら営業マンの判断で調整してくれてOK)
9000~9490万円
(この価格までの間なら一旦、相談してほしい)
9000万円以下
(この価格以下なら売らない)
このように営業マンの仕事がしやすいように環境を作ってくれる投資家が好かれるようです。

たしかに、どこまで下がれるか事前にわかっていた方が営業しやすいよね
まとめ
今日は現役、収益不動産営業マンに聞いた「好かれる投資家」と「嫌われる投資家」について書きました。
ざっくり、簡単にまとめると。
- 個人情報を証さない投資家(情報くれくれ投資家タイプ)
- 色んな会社に同時に声をかけている投資家(浮気投資家タイプ)
- 自分の利益ばかり求める投資家(自己中心的投資家タイプ)
- パートナーとして接してくれる
- 「なぜ」の部分をしっかり説明してくれる
- 営業マンが仕事しやすいように限界ラインをしっかり説明してくれる
ぜひ、皆様も好かれる投資家になって、不動産投資を成功させましょう!
今日も少しでも参考になりましたら幸いです。

