不動産投資の事業拡大法「一物件一法人」はブラックな方法?

スルガスキームと同じくらい危険!?

Yahooニュースにこんな記事が掲載されました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180429-00005851-toushin-bus_all

一物件一法人スキームとは(文章参照)

簡単に説明すると、今の法人(状態・属性)では2~3棟目を買うための融資が下りないし時間もかかる・・・。ならば物件を買う際に新しい法人を立ち上げ、新法人の「1棟目」として、新しい銀行で融資をつけよう! という考え方です。

通常、銀行の融資審査の時に、自分の資産・負債を明らかにする必要があります。しかし、すでに法人で物件を持っていたとしても、個人と法人は別人格のため、個人には資産・負債がない状態です(連帯保証人にはなりますが、信用情報には乗らないことが多いです)。

この状態を逆手にとり、他の法人を隠し物件を購入するたびに新法人を立ち上げ、別々の銀行に融資をしてもらう、というのを繰り返すことによって、短期間で爆発的に物件を取得するというのがいわゆる「一物件一法人(一銀行)」スキームです。

この一物件一法人のスキーム?
私自身はスキームとは思えません。
ただ銀行を騙す方法と言いますか、なにかスキームと言えば響きはいいですが、結局のところ不正に融資に受ける方法なだけです。

ただ、このスキームを利用しているのはスルガスキームで騙された層とはまた別で、どちらかというと不動産投資自体はうまく行っている人が多い印象です。
一部ではこの方法を悪用した不動産会社もいるようで、知らずにこのスキームを利用させられ地方中古マンションを高く複数買わされた方もいるようですが・・・。

一気に資産拡大した方はおそらく大半がこの方法を取ったと思います。
通常であれば、資金的(頭金がそれなりにいる)や銀行によって融資受けてから実績を確認するため、あえて融資をしない期間を設けたり、どうしても一気に買い進めたくても買え進めないことがあります。

この方法はもう一度言いますが、銀行を騙して融資を受けています。
いざとなれば、銀行は一括返済を求める場合もありますし、仮に今話題のかぼちゃの馬車みたいになったとしてもスルガと違って、この場合は借り手の不正のため救済措置を受けれない可能性もあります。

実際、大手都市銀行もこの手で融資してしまったようで、すでに一部発覚しているようです。
今のところまだ表沙汰になっていないため問題にはなっていませんが、今後問題になり始めると銀行もどう対応するのか、楽しみであります。

何事もコツコツ真面目にした方が結果的に良いと私は思います。
一次的な流行やスキームでうまくいったとしても長くは続かず、嘘をつくとまた嘘をつかなければならなくなり、いずれ取返しが付かないことになるのです。

今後の問題になりそうなものは、かぼちゃの馬車問題⇒地方中古1棟マンション&一物件一法人ではないでしょうか。