スルガ銀行「営業幹部から審査部に圧力あった」


関与を認めざる追えない状況へ

本日、楽待に掲載された記事によると、スルガ銀行の米山社長は今回の不正融資について、一部認めている発言したようです。その記事はこちら

スルガ銀行は5月15日、審査資料の改竄二重売買契約などの不正を相当数の行員が認識していた可能性があるという調査結果を発表した。
米山明広社長は、融資審査の過程で「営業幹部が審査部に圧力をかけるような状況も生じていた」などと説明。
かぼちゃの馬車などの融資について営業部門約500人を対象に内部調査を実施した結果、オーナーの年収や預貯金に関する資料の改竄、金額の異なる2種類の売買契約書を作って銀行融資額をかさ上げする二重売買契約について「相当数の行員が認識していた可能性がある」と報告した。

以前から私のブログでも記載していましたが、基本スルガ銀行はフルローン(売買金額に対して満額の融資額)やオーバーローン(売買金額以上の融資額)は行っていません。しかし、実際の融資はフルローンになっているケースがほとんどでした。
そのカラクリは一部行員が認めた「二重売買契約」による行為だったようです。
簡単に説明すると、本当の金額は1億円だがそのままでは9割融資になると自己資金が1千万円必要になるため、もう一つ契約書を作成しその金額を1.2億円にし、銀行へ提出します。そうすると、1.2億円の9割=1億8百万円となり、自己資金なく物件を購入できるのです。
これにより、通常買えない人でも購入できる方法(スルガスキーム)です。

過剰融資の裏の「恫喝」

楽待によると

危機管理委員会の調査結果で「営業部門の幹部が融資実行に難色を示す審査部担当者を恫喝し、審査部門が抗し難い状況が生じていた」とする内容の指摘があったことが公表された。

耳を疑いますね。本当に銀行なのか。
仮に営業部門の幹部が本当に恫喝していたのであれば、間違いなく組織的な犯行と認めざる追えないでしょう。

ここ最近、一気にスルガ銀行に対しての風当たりが厳しくなりましたね。
今まで金融庁の評価は高く、他行にも影響力があったスルガですが、今では金融庁の評価はもちろん低く、真似してはいけない銀行となってしまいました。

来週、ゴールデンゲインと関係者の集団提訴も予定

シェアハウス問題はかぼちゃの馬車だけではない。
スルガ銀行の融資はスマートデイズ以外にもSAKT Investment Partners(株)(TSR企業コード:298434628)やゴールデンゲイン(株)(TSR企業コード:014435802)、(株)ガヤルド(TSR企業コード:294701176)などのサブリース業者が手がけるシェアハウスやミニアパート向けでも確認されている。

そして、また新たな訴訟に動いているようです。

スマートデイズ被害弁護団にオブザーバーとして参加する加藤博太郎弁護士(わたなべ法律会計事務所)は6日、TSRの取材に対し、「融資申し込み資料が改ざんされており、スルガ銀行はオーナーの実際の資産背景をすべて把握できていないはずだ。シェアハウスの担保価値も著しく低く、積み増された貸倒引当金は何を根拠に算出したのかわからない」と話す。また、「来週、ゴールデンゲインと関係者の集団提訴も予定しており、この中でゴールデンゲインとスルガ銀行の関係の解明を進めたい」と述べた。

yahooニュース参照

これからどんどん訴訟問題が発生すると予想されます。
結果次第ではスルガ銀行は窮地に陥るのではないでしょうか。

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