スルガ銀行の反撃が始めるのか。


窮地に追い込まれたスルガ銀行

先日、ガイヤの夜明けでもかぼちゃの馬車問題(スルガ銀行の不正融資)が放映されました。
放送翌日は全国放送の効果か、私のブログへのアクセスも上昇していました。

放送並びに各メディアはスルガ銀行が共謀しなければこんな事件になっていないという方針に固まってきているようです。
実際、ガイヤの夜明けでもスルガ銀行行員が販売会社の営業マンに資産の改ざんを指示している疑いのあるLINEページが流出していました。

事の経緯を知らない一般人はあの放送だけをみると、100%スルガ銀行が悪いと思うでしょう。
確かに改ざんを指示したり、不正を見抜けなかったりと落ち度はたっぷりあるので、金融庁のお咎めは免れないと思います。

しかし、このかぼちゃの馬車問題はスルガ銀行の加担が無ければ成り立たないかもしれませんが、逆にスルガ銀行だけだとこの問題は起きなかったとも捉えることが出来ます。

では、スルガ銀行以外にどんな力が必要なのか。
まずはかぼちゃの馬車を販売したスマートデイズ(旧スマートライフ )と販売代理店の不動産会社たち。
そして・・・実は買主(オーナー)も知らずにこのかぼちゃスキーム=スルガスキームに加担している可能性があるのです。

スルガ銀行、反撃に出るのか。

WEBRONZ参照

「顧客も認識していた」と反撃

スルガ銀行は「行員の関与は認められない」と主張していたが、2月から内部調査や弁護士からなる危機管理委員会で事実関係を把握した結果、「相当数の社員が認識していた可能性が認められる」と軌道修正した。

とはいえ、その調査結果は「行員が二重契約や自己資金の偽装を明確に認識していたことを直接示す物的証拠はなく、1人を除いて全員が認識を否定している」というものだった。確定的な事実認定には至らず、新たに設置する第三者委で改めて徹底した調査する方針だ。

一方で、スルガ銀行は反撃にも出ている。危機管理委の調査結果で、実際の売買契約書とは別に売買代金額を水増しした「銀行提出用」の売買契約書が作られる「二重契約」の問題に加え、「通帳偽造」のからくりを明らかにしたのだ。

からくりはこうだ①販売会社は顧客から預金通帳を預かり、顧客の自己資金不足を補うため一時的に顧客名義で「見せ金」を振り込む②顧客はスルガ銀行から融資を受けた後、建設費用などの支払った上、販売会社に「見せ金」を返却する――。

スルガ銀行はこのからくりに基づいて「顧客自らが契約を締結しているものであるのだから、この手口は顧客も認識の上で行われていたと考えられる」と主張している。

確かにこのようなケースであれば、顧客を「善意の被害者」とするのは無理筋だろう。しかし、スルガ銀行が審査過程でこのような稚拙な自己資金の偽装を見抜けなかったとすれば、善管注意義務・忠実義務違反になる。仮に知っていて融資したとすれば、銀行や行員もグルだったと言われても弁解の余地はない。

全ての買主ではないと思いますが、私の耳にも実際、販売業者と結託し融資を受けたという人もいました。
例えば、2重売買契約書を提出する場合、勝手に業者が実印・印鑑を作成し押印したのではあれば知らない可能性もあるとは思いますが、大抵の場合は自ら押印しています。
そうなると、スルガ銀行からすれば、上記の通り、顧客(買主)自らが契約の締結しているため、この手口を認識の上で行われたと主張できるかもしれません。

ただ、仮に認識をしていたということになったとしても、貸したお金は戻ってこないですし、金融庁のお咎めは逃れることは出来ません。
不正を見抜けなかったとすれば、善管注意義務・忠実義務違反になる。
仮に知っていて融資したとすれば、銀行や行員もグルだったと言われても弁解の余地はない。

どっちみち、窮地に追い込まれてしまう結末になりそうです。

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