エビデンスだけではなく、レントロールに賃貸借契約書も改ざん スルガスキーム

空室部屋にはカーテンを

シェアハウス、かぼちゃの馬車問題で資産改ざんの指示を疑われているスルガ銀行ですが、また追加で中古マンションについても疑いが発覚しました。

スルガ銀行(静岡県沼津市)による中古1棟マンション投資向け融資で、家賃や空室率を偽った資料で多額の資金が不正に貸し付けられ、不動産業者だけでなく行員も関与した疑いが浮上した。業者が行員とみられる相手と交わしたLINEやメールには、両者が密接に連携したことをうかがわせるやり取りがあった。

朝日新聞より参照

なぜ、家賃や空室率を偽造するのか。
それはスルガ銀の融資では家賃や空室率を記した家賃収入表(レントロール)が物件の評価額を左右するとされる。
家賃収入が多いと多額の融資を引き出しやすい仕組みになっており、その結果改ざん・偽造をしてまで融資させた経緯があるようだ。

偽造方法はかぼちゃの馬車のエビデンス改ざんと同じ手法と考えられます。
スルガ行員自身が行うのではなく、不動産会社に改ざんを指示している可能性も同様にあるようです。

実際にLINEやメールに指示をした内容が流出しています。
業者が行員に本物と偽物のレントロールを送ったメールでは、本物を「現況」、偽物を「スルガ」としていた例があり、家賃や空室率が異なっていて、偽物の家賃収入は本物の1・7倍超だった。と朝日新聞の取材でわかった。

また空室の部屋にカーテンを設置し、あたかも入居している感を出すだけという、何とも言えない偽造方法まで。笑

明日午前中にカーテン行きます。終わり次第連絡するので、現地調査入れてもらっていいですか」(業者)
「了解です」(行員)
昨春、中古1棟マンションを投資用に売る不動産業者と行員の間で交わされたLINEのやりとりだ。

朝日新聞より参照

現時点では、エビデンス偽造もレントロール偽造も一部であったことは「認識している」としたが、行員による不正への関与は「(指摘を受けて)調査を行う。と解答しているようです。
シェアハウス問題より、おそらく総融資額は中古1棟マンションの方が多いため、今回で不正融資と認められた場合、スルガ銀行の株価は間違いなく下がるであろうし、地方の不動産価格にも大きく影響はすると思われます。

もし、ここ最近、地方中古マンションを購入した方は売却を検討してみてはいかがでしょうか。