スルガ銀以外でも融資資料改ざん 業者「だます形で」

スルガ銀行だけではなかった。

朝日新聞社の取材によると、中古1棟マンション投資へのスルガ銀行の融資で、資料を改ざんして多額の資金を引き出す不正が相次ぎ発覚した問題で、他の銀行融資でも不動産業者が不正をしていたことがわかりました。

 業者はスルガ銀のほか、りそな銀行や静岡銀行などにも残高を水増ししたネットバンキングの口座明細資料を提出していた。この業者の幹部は「(行員の関与が疑われる)スルガ銀以外は銀行をだます形で資料を改ざんした」と認めた。

取材から読み解くと、スルガ銀行だけではなく、りそな銀行や静岡銀行へにも改ざんしたエビデンス資料を提出し融資を受けた。
しかし、スルガ銀行はだます形ではなくお互い認識の上行った。
他の銀行は銀行側は全く知らず、業者の単独犯で行ったという感じに捉えることが出来ます。

証言者によると、不正融資自体は昔からあったようです。

ある地銀関係者は「不正を試す業者は昔からいる。融資現場ではいたちごっこが続いている」と話す。

不動産融資に限らず、法人への事業融資も同様、決算書の改ざんなど昔から色んな手口で銀行を騙そうする輩は一定数存在し、また銀行側も騙されまいと試行錯誤してきたようです。
偽造手口も巧妙化していることもあり、なかなか一筋縄ではいかないようです。

しかし、あくまで私個人的な感想としては今回、名前が上がったりそな銀行、静岡銀行は該当しないかもしれませんが、一部の銀行ではスルガ銀行に対抗するため、わざと契約書の原本確認やエビデンス原本確認を行っていないケースもあるんじゃないかなと思っています。

今現在、スルガ銀行は第3者委員会含め調査段階ですが、仮にほかの銀行にまでも調査が入った場合・・・意外にも不正融資をしている銀行があるのではないかと思っています。(あくまで個人的な予想ですが。)

もし、ここ5年以内に融資を受けたオーナーなら過去の取引、すべての物件でエビデンスチェックをしっかり受けたでしょうか。
通帳確認はコピーでOKだったり、売買契約書もコピーだけで対応OKだったりしたところもあるのではないでしょうか。

結局のところ、りそな銀行や静岡銀行も不正融資してしまったが、スルガ問題みたいに大きくならなかったのは不正融資自体もちろんいけないことだと思いますが、不動産投資が仮に上手くいっていたならスルガ銀行もここまで叩かれることはなかったと思います。
スルガ銀行は投資先の運営実態や将来の会社方針を見抜けれなかったことも今回の原因の一部ではないでしょうか。

投資はリターンとリスクが付き物ですが、知識や経験で上げたり下げたり出来るものです。