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不動産投資は“インカム×キャピタル”で加速する|書評:首都圏×地方 戸建て投資術
「地方ボロ戸建て」や「100万円以下物件」が話題になる中、
本当に再現性がある投資戦略とは何か?
そんな問いに、
インカム(家賃収入)×キャピタル(売却益)
という両輪で答えてくれるのが本書
『1時間労働で家賃年収7000万円!首都圏×地方 戸建て投資術』です。
著者は、前作『宅建×不動産投資術』でも話題となった「大家のプーさん」
本書ではより実戦的な物件戦略・出口設計が体系的にまとまっています。
本書の概要と魅力
Amazon紹介文では、以下のポイントが強調されています。
- 家賃年収7,000万円という圧倒的成果
- 地方ボロ戸建投資のリアル
- 首都圏物件による資産価値向上
- 運用+売却の両取り手法
- 住宅ローン vs 投資ローンの使い分け
単なるノウハウ本ではなく、
「見栄えの良い理論より、現実に勝つ戦略」が語られるのが特徴です。
学べるポイント
✅ インカム狙いとキャピタル狙いを明確に分ける
投資目的を最初に決める重要性が繰り返し語られています。
- 地方:インカム重視
- 小型戸建て/中古アパート
- 低予算でキャッシュフロー確保
- 首都圏:キャピタル重視
- オーナーチェンジ物件→退去後に高値売却
「地方で収益の土台をつくり、都心で資産を伸ばす」
この思想が骨太です。
✅ 出口戦略から逆算する
- 売却価格の想定
- 修繕余力と築古リスク
- 退去タイミングの戦略
- 金利とローン残債のバランス
「買う瞬間に出口を設計する」
この考え方は、1冊目と通底するコア哲学です。
✅ 再現性重視のステップ設計
初心者向けの再現性ステップ:
- 100万円以下の地方戸建てから経験を積む
- 小さな成功→信用→資金力アップ
- 徐々に首都圏投資へシフト
「背伸びしない。積み重ねる」スタイルが堅実。
読んだ感想
著者の2冊目。私は本屋で2冊同時に購入し、こちらを先に読みました。
印象的だったのは、投資目的の明確さです。
- インカムで土台を作る
- キャピタルで資産を伸ばす
- 持つ期間と出口を決めて買う
ブログやSNSでよく見る
「地方ボロ戸建て→放置で家賃収入」という発想とは一線を画し、
地方で育て、都心で勝つ
という体系が非常に参考になりました。
初心者でも「まずは100万円以下の物件」という導入があり、
実体験のケーススタディも豊富で、イメージが湧きやすい点も好印象です。
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まとめ
本書は、
- 地方で収益の土台
- 首都圏で資産成長
- 出口設計と目的設定
- 再現性と現実思考
という不動産投資の王道を、実例ベースで学べる1冊です。
不動産投資において
「行き当たりばったり」から
「戦略設計」へアップデートしたい方に最適です。
