こちらの記事は融資が中止する前に書いた記事です。
もう参考にならないかもしれませんが、以前まではこんな条件で融資していたという履歴になると思い、削除しないことにしました。
もう参考になりませんが、過去にこんな条件で融資していたという履歴になるので削除しないことにしました。
どんな条件か、気になる方はこのまま読み進めてくださいね。
ARUHI(アルヒ)という銀行はご存知でしょうか。不動産投資に興味ある方でもあまり馴染みのない銀行かもしれませんが、実はフラット35(住宅ローン)を主力としている銀行になります。
今回、ARUHI取り扱い「アプラス投資用マンションローン」という不動産投資ローンについて、銀行担当者にヒアリングしました。どんなローン商品なのか、金利はどれくらいなのか、借りやすさなど、5段階評価で発表します!
20代から不動産投資を始め、現在大家歴6年です。実体験も含めてリアルなお話ができると思います。銀行開拓は半年一度ペースで行っているため、最新の情報をお伝えします。
※ヒアリングした支店や担当者また購入物件の内容や提携する不動産会社によって、内容が異なる可能性が十分ありますので、ご了承くださいませ。
ご参考程度にしてください。
Contents
ARUHI(アルヒ)はどんな銀行?
ARUHIは日本初の「モーゲージバンク」として、「住宅ローンは全期間固定金利が理想」という信念のもと、2000年に設立しました。元々、SBIグループの住宅ローン専門事業「SBIモーゲージ」という名前で運営していましたが、SBIモーゲージは2014年の8月にカーライルグループ(海外の大手ヘッジファンド)に売却されたため、現在はSBIグループから外れ、社名も現在の「ARUHI(アルヒ)」に変更されました。
ホームページ | https://www.aruhi-group.co.jp/ |
本店所在地 | 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー8階 |
代表者 | 代表取締役会長兼社長 CEO兼COO 浜田宏 |
資本金 | 60億円(2021年3月31日現在) |
設立 | 2000年6月9日 |
従業員数 | 425名(2021年3月31日現在) |
ARUHIの不動産投資ローンを5段階で評価
ご利用いただける方・条件
- 融資対象者
年収300万円以上であれば、会社員に限らず派遣社員、自営業者も相談可能 - お借入時の年齢が満20歳以上75歳以下の個人の方
※法人融資不可(資産管理法人も) - 投資対象エリア
【首都圏】
①東京23区内のうち下記10区全域
中央区、千代田区、文京区、豊島区、台東区、新宿区、渋谷区、目黒区、港区、品川区
②上記①を除く東京23区内、横浜市内、川崎市内、その他(山手線ターミナル駅から有料特急除く電車で30分以内の駅)②のエリアは全て最寄駅から徒歩10分以内であること。
【近畿圏】
大阪市内、神戸市内、京都市内、及びその他(JR大阪環状線ターミナル駅から有料特急除く電車で30分以内の駅)。全ての最寄駅から徒歩10分以内であること。
【名古屋市】
名古屋市内12区(千種区、東区、北区、西区、中村区、中区、昭和区、瑞穂区、熱田区、緑区、名東区、天白区 )に所在する鉄道
の駅*3から徒歩10分以内の地域
*3 鉄道の駅は、名古屋駅(JR、名鉄、近鉄、地下鉄)、伏見駅、栄駅、久屋大通駅から有料特急を除く電車で15分以内の駅
【福岡市】
福岡 市内7区(博多区、中央区、南区、西区、東区、早良区、城南区)に所在する鉄道の駅*4から徒歩10分以内の地域
*4 鉄道の駅は、博多駅、天神駅・天神南駅・西鉄福岡(天神)駅から有料特急を除く電車で15分以内の駅 - 対象物件種別
投資用マンションに限る(戸建て、アパート不可) - 保証会社(アプラス)の保証が受けられる方
借入金の使途
- 投資用マンションローン購入資金、所有している投資用マンションローンの借り換え資金、および購入または借り換えに必要な諸費用
保証人・共同担保の有無
- 原則不要(審査結果によっては連帯保証人にお願いする場合がある)
- 購入物件へアプラスを第一順位とする抵当権を設定させていただきます。
ARUHIの特徴の1つとして、個人属性への審査ハードルの低さです。年収300万円以上から正社員に関わらず相談可能ということで借りやすさという点においては他に銀行に負けない条件です。
また、年収倍率より返済比率を重視されます。返済比率は本業年収+不動産収入も考慮してもらえるため、すでに不動産投資をしている人にとっては有利になります。※もちろんプラスで収支が回っていることが条件
よって、評価は☆5つにしました。
ただし、ARUHIが審査をしているわけではなく、保証会社アプラスの審査が重要視されていますので、過去にクレジットカードの焦げ付きがある方は年収が高くても審査が通らない可能性があります。
目安金利
団体信用生命保険料あり:長期プライムレート(基準金利)+2.200%
団体信用生命保険料なし:長期プライムレート(基準金利)+1.950%
※長期プライムレートが1%とすると、約2.950~3.200%
※ローンと一緒にクレジットカードを申し込みと金利0.25%優遇されます!
目安金利は約2.950~3.200%、そこからクレジットカード加入により最低金利が2.7%くらいになります。よって、2%台のため、評価は☆3つです!
5年以上25年以内(1カ月単位)。
※首都圏、近畿圏、名古屋市、福岡市以外は上限20年(240回)まで
※資金使途が借り換えの場合の返済期間は、現在のローンの残存期間が上限となります。(ただし最長25年以内)
融資期間は最長25年になります。
評価は☆2つです。
融資限度額・割合について
- 500万円~3000万円まで
※首都圏、近畿圏、名古屋市、福岡市以外は上限2000万円まで - 諸経費(銀行事務手数料を除く)を含めたオーバーローンまで可能
マンション投資ローンという商品だけあって、借入額が3000万円以内となっています。
融資割合は諸経費まで借りれるいわゆるオーバーローンが可能のため、3000万円まで諸経費込みで借りることが出来ます。自己資金を使いたくない(温存したい)方に向いているかもしれません。
オーバーローンまで可能なので、☆5つとしたいところですが、借入額が3000万円までと少額までしか借りれないことを考慮し、評価は☆4つとします。
団体信用生命保険の有無
- 団体信用生命保険は選択制になっています。※金利が変わります。
取扱事務手数料など
- 事務取扱手数料・・・ご融資金額の2.5%+税
※最低事務手数料250,000円+税
繰り上げ返済違約金
- 繰り上げ返済は最低金額100万円以上
1ヶ月前の事前連絡 が必要となります(繰り上げ返済手数料は無料)
事務手数料が借入額に対して2.5%(最低融資事務手数料が税抜250,000円)は他のローンに比べてもかなり高いです。
しかし、繰り上げ返済の違約金はかかりません。借入時の手数料は少し高いですが、返済時はかからないため、トータルで考えると他の銀行とそこまで変わりませんね。
特別良くも悪くもないため、評価は☆3つにします。
【総合評価】
今回、サラリーマン向けの不動産投資ローンとして評価をしましたが、ARUHIの総合評価は☆3つとまずまずの評価にしました。
ARUHIをうまく活用するポイントとして
- 年収が400万円以下でワンルームマンションを購入したい方
- 自己資金があまりない、または温存したい方
- 1件目で利用する商品ではなく、他の銀行が借入上限でいっぱいになったあとで利用する(借入返済率を重視するため)
- 築が古くても25年組めるため、都心部の古い資産価値のあるワンルームを購入するときに利用
ARUHIはマンションにしか借りれないため、1棟物件をほしい方にとっては使えないローン商品かもしれません。しかし、自己資金が少ない方や派遣社員・個人事業主の方などにも貸してくれるため、その方にとってはとても便利な銀行といえるでしょう。
よって、総合評価は☆3つとしました。
今回はARUHIの不動産投資ローンについて、評価をしてみました。
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