みなさま、こんにちは
26大家といいます!
僕は20代から不動産投資を始め、現在はサラリーマン大家として不動産関連のブログを掲載しています。また、本業の仕事は不動産業者向けにシステム開発&営業をしているので、不動産業界や不動産業者についても詳しいです!
この記事では不動産会社から勧誘の電話が掛かってきたときに「いい断り方」ができるようになる方法をお伝えします。
反対に悪い断り方をすると、下記のような被害に合う可能性があります。
- 電話で喧嘩になる
- 恐喝的なことを言われる
- 何度断ってもしつこく電話がくる
そうならないためにも、是非この記事を読んで対処しましょう!
どんな営業の内容か理解しましょう。
不動産関係の電話営業といっても様々ありますが、大きく2つにわけると。
- ワンルームマンションを買いませんか?【購入勧誘電話】
- お持ちの不動産、売りませんか?【売却勧誘電話】
現在、インターネットやスマートフォンなど情報が手に入りやすい時代になった今でも電話勧誘は無くなりません。やはり、直接お客様と話せる(距離が近い)手法はまだまだ営業にとって有効な方法とされています。
電話営業自体が悪いわけではありませんが、しつこい勧誘・恐喝まがいな営業、詐欺まがいな営業は決して許せるものではありません。
突然、知らない会社から電話が掛かってくると「なんで、私の電話番号を知っているの?」って不安になりますよね。もちろん不正に電話番号を盗んでいるわけではありません。
実は「名簿屋」という個人情報リストを販売している会社があるのです。名簿屋から個人情報リストを購入し、片っ端から電話をしていきます。
※名簿を購入すること自体は合法です。
最近は個人情報保護法の兼ね合いから名簿自体作成しない傾向にありますが、ひと昔前は学校でも連絡網があり、極一部の心無い人が名簿屋に一人数円〜数百円(希少性や属性で金額が異なる)で個人情報を売り、名簿屋がまた売るというサイクルになるのです。
高所得者名簿や不動産所有者名簿があり、不動産所有者名簿の中にはさらにアパート所有者名簿、ワンルーム所有者名簿まであります。
例えば、不動産売りませんか?という営業電話は所有者名簿を購入し電話をしています。
「お持ちの〇〇マンション、空室とかお悩みないですか?」という切り口で営業するわけです。
そして、さらに畳み掛けるようにこのように話します。
「これから人口が減少していき、空き家問題も深刻化するので、今の高いうちにお売りになった方が良いですよ」と不安を煽り、安く買い叩くのです。そして、相場より安く買取り、そこから利益を乗せて売る手法(転売)です。
不動産会社からの営業電話は正しく断らなければ、見込み客と勘違いされ、さらに営業が増えるケースもありますので、しっかり正しい断り方で対処しましょう!
しつこい営業電話、正しい断り方とは?
正しい断り方は勤務先や自宅、携帯電話に勧誘電話が掛かってきた際、興味がなければはっきりと「興味ありませんので、名簿から削除ください」と伝えましょう。
決して曖昧な返答だけは避けましょう。
・忙しいので、結構です。
営業マンからすると、忙しいから話せないのだ=時間を改める
→脈あり!!
・良くわからないので、結構です。
営業マンからすると、知らないだけ=説明をする
→脈あり!!
・今は結構です
営業マンからすると、今はってことは=いずれはいける
→脈あり!!
日本人らしいと言いますか、ついつい相手を傷つけないように優しく断ると営業マンは反対にこの人は断ることが苦手(できない)人と判断し、より勧誘が増すのです。
騙されて購入した人を見ると、なんとなく共通点があります。それは、偏見かもしれませんが「押しに弱く、意思が弱い方」です。
カモされない方法が詳しく書いている本があります。
こちらの本を読むとカモされると危険ということがよくわかります!
ただし、はっきり断ることは大切ですが、過度にこちらから怒鳴ったり、相手と言い合いになるようなことは避けましょう!
営業マンも好きであなたに電話をかけているわけではなく、お仕事で電話をしているだけなので、ここは冷静に対処しましょう。
そして、これも「あるある話」の1つですが、一度断ったのにまた同じ会社から電話があることがあります!
会社によって名簿の保管方法が異なり、営業マン自身で名簿を購入するケースや会社として購入しているケースもあり、会社で共有して使用している場合は一度断ってもまた別の営業マンがかけてしまうケースも十分あり得るのです。
電話をもらった側からすると、以前にも断ったのにまた電話が掛かってくるのは気分が悪いと思います。でも、これもまた営業マンからすると以前に他の担当が電話をしたことなんて知らないので、この場合も冷静に対処しましょう!
脅迫など、身に危険を感じたら警察や不動産協会に連絡する
はっきりと断ったにも関わらず、しつこく勧誘されたり、恐喝被害も発生しています。原因の多くは言い合いになり、ヒートアップしていくケースです。
相手も仕事で電話しているので、いきなり恐喝な行為はしないと思うのです。
しかし、どうしても恐怖に感じた場合の正しい対処は不動産協会などの免許権利者に連絡しましょう。
不動産会社(宅建免許業者)は必ず都道府県免許または国土交通免許のどちらかを取得しています。そのため、免許権利者(所在都道府県または国土交通省)に被害相談すると不動産会社に伝えると免許を失いたくないため、それ以上はしてこないでしょう。
また名簿には住所も記載している場合があり、「今から行くからな!」と脅される被害もあるようです。その場合は免許権利者だけではなく、警察にも相談しましょう!
- 電話営業自体はなくならない(断っても別の営業マンから電話くることもあり!)
- 正しい断り方は冷静にしっかりと断りましょう!
- どうしてもしつこい、恐喝される場合は不動産会社の免許権利者に相談しましょう!(場合によっては警察にも)
いい会社はそもそも電話で営業しません(笑)
「オススメの不動産会社」や「オススメのセミナー」をまとめましたので、是非参考ください!